サイバネティック意識体

我々の仲間になるには、人間としての属性を半分捨てるだけでいい。半分とは、非論理的で、短気で、秩序に欠けた側、つまり、一般的に右脳の機能とされている側だ。それと引き換えに、左脳の能力は、願ってもないほど向上する。生物たちがこうした能力よりも、個人の人格に固執するのは、十分に進化していない古い意識に基づいているとしか言いようがない。

— プライムファンクション アキ・ゼータ-5
“集束”

プロジェニター心理学

わたしが彼の前に立ち、彼女に向かって歌いかけると、じっと聞
いているようだった。彼の表情が、海にさざ波が立つようにかす
かに動いた。そしてわたしの声が、ひずんだ音となって聞こえて
きた。一瞬、彼女がふざけてわたしをからかっているか、あるい
は単純にマネをしているのかと思ったが、すぐに音は重要ではな
いのだと気づいた。わたしがどのように彼の音を変え、彼女がど
のように私の音を変えたかで、メッセージが伝わったのだ。

— プライム・ファンクション アキ・ゼータ-5
“ひとつの未来”

フィールド変調

プロジェニターの一族は、極めて弱い電界や磁場を含め、訓練を積んでいない人間なら何らかの機械を使わないと気づかないような局地的なフィールドも感じ取り、さらにそれを操ることさえできるようだ。

— プライム・ファンクション アキ・ゼータ-5,
“エイリアン分析”

知覚共鳴

そしてわれわれは金属をいじくり回し、なんらかのいのちを与え
ようとしている。バカなことをしてとあざけりの笑いを浴びせら
れながら。しかし、もし過去千年の間に知性が別の形に進化して
いたなら、今ごろこの者たちの祖先は、肉の中に知性が宿ってい
るなどと考えただけであざ笑っているかもしれない。そうでない
と誰に断言できるのか。

— プライム・ファンクション アキ・ゼータ-5
“自己認識という誤った考え”