ガイアの民

「ガイアの礎(いしずえ)」にある広大な共有地に、大きくてとても美しいストローブマツの木があります。最初のコロニーができた時代に植えられたもので、わたしたちはこの木にかけて、地球での悲劇を二度と繰り返しはしないと、人々に、そしてこの惑星に誓ったのです。

— レディー・ディアドラ・スカイ,
“惑星の夢”

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ケンタウリ生態学

惑星の大気は、わたしたち人間や多くの動物には有毒ですが、地球の植物にとってはまさに楽園です。硝酸塩を多くふくむ土壌とさんさんと降り注ぐ黄色い太陽光線のおかげで、土壌の改良さえ行えれば、大量の収穫をあげることができます。

— レディー・ディアドラ・スカイ,
“惑星の比較生物学”

ケンタウリ・エンパシー

レイザービークがくちばしでファンガスの花をそっとついばむさまをごらんなさい。黄色をほどよくついばみ、次にピンクからほんの少しついばみます。ヒカリダニのあとを追って、彼らが集まって種になる様子をごらんなさい。いったいこの生きものたちは何に導かれてこうした見事な行動をとるのでしょう。よくお聞きなさい。誰かあるいは何かがこの惑星の生態環境を管理しているのです。

— レディー・ディアドラ・スカイ,
“惑星の夢”

生態工学

酸素がなく、有機物に富み、硝酸化合物の豊富な環境が、地中で酸素の代わりに硝酸塩を吸って生きる驚くほど多様な生物を生み出しました。同じように、炭素の少ない環境ゆえに、植物は貴重な炭素を効率よく使う能力を身につけています。ですから生態系に炭素を戻す努力をしても、原住生物が増殖するだけです。反対に、土に含まれる大量の硝酸塩は、作物を育てようとする人間にとって天の助けとなるでしょう。

— レディー・ディアドラ・スカイ,
“始まりのころ”

上級生態工学

地球のディアドラよ、あなたがたは死せる惑星の子供たちです。
その死は、わたしたちには理解できません。あなたがたを受け入れはしましょう。でもひとつ教えてください。わたしたちも惑星を死に至らせる病にかかるのでしょうか。

— レディー・ディアドラ・スカイ,
“惑星との会話”

知覚計量経済学

ファンガスは、地球で言えば古生代の前半から、この惑星を支配してきた生物でした。しかしおよそ一億年に一度、神経網が成長して知覚力を持つのに必要な規模に達すると、最後の変態をとげて、ほかの生物をほとんど抹殺してしまいます。わたしたち人類にこの悲劇的なサイクルを断ち切る手助けができるかもしれません。

— レディー・ディアドラ・スカイ,
“惑星の夢”